未来志向の経営とは

こんにちは、松井です。

「未来志向の経営」と聞いて、あなたは何を想像するでしょうか?

経営計画というキーワードが頭に浮かんだかもしれません。未来志向=経営計画と考えるのも一つのアプローチですが、私はそれだけにとどまらず、もう少し広い視点で捉えています。

例えば、データドリブンの計画立案。

「データドリブン」とは、意思決定や計画立案において「データに基づいて進める」アプローチのことです。直訳すると「データ主導」という意味で、感覚や経験だけでなく、客観的なデータに基づいて戦略を立てることを指します。

もう少し具体的に言うと、データを収集して、データを分析して、データに基づいて、意思決定するということです。

そう言えば、故船井幸雄氏は、店舗の売上をアップさせるのはとても簡単とおっしゃっていました。

売上高が一番高い商品の売り場面積を広げたらいいと。

個人的には、この考え方に納得で、売れない商品を伸ばすより、売れている商品をさらに伸ばす方が楽ちん。

いわゆる商品別のABC分析(売上高が高い商品から順番に並べる)をして、例えばベスト10の商品に注力する。

あるいは、得意先別のABC分析分析をして、ベスト10の得意先に営業を注力すれば、売上高はアップしやすいです。

ということで、未来志向という何となくぼんやりした言葉とは裏腹に、データに基づいて行動することで、自分の理想とする未来にたどり着こうというアプローチもあるという話でした。