2024年の振り返り(仕事編)

こんにちは、松井です。

昨日に引き続き、2024年の振り返り。今日は仕事編です。昨日の健康編はこちらです。

健康編でも触れましたが、今年は仕事ができない期間があったり、化学療法の影響で仕事に使える時間が制限される中での1年でした。昨年のように積極的に動くことは難しかったものの、紹介やネット経由で新しい顧問先さまが増え、結果的に充実したいい1年だったと思います。

特に印象に残っているのは、顧問先の1社が会社を売却されたことです。その会社の経営者である友人が、今回で2度目の売却を経験しました。1度目は10数年前、私のアドバイスをきっかけに会社を売却し、一時はセミリタイア生活を楽しんでいました。しかし、仕事のない日々に飽きてしまい、1年後には新しい会社を立ち上げた経緯があります。

今回、彼は完全に一線を退きました。今年で還暦を迎えた彼の生活を見て、10数年前とは違う感情を抱きました。当時は羨ましくして仕方がなかったのですが、今回は全くそんな気持ちはありません。それは、50歳を過ぎた頃から、この仕事の楽しさに気づき始めたからです。

仕事を通じて、クライアントが成長していく姿を見たり、自分の経験が誰かの役に立つ瞬間に立ち会うことが、この上ない喜びになっています。私はまだまだ仕事を続けたいし、やりたいことが尽きません。最低でも10年、できれば20年以上は現役でいたいと思っています。

一方で、友人のこれからの生活が少し気になります。退屈しないだろうか、と思ったりもしますが、きっと彼のことですから、新しい趣味や楽しみをみつけて充実した日々を送るのでしょう。

私はというと、まだまだ先を見据えています。これからも仕事を楽しみながら、クライアントと共に成長し、新たな挑戦をし続ける日々を送りたいと思います。今年もまた、学びと喜びの多い1年でした。