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1.会社設立すべきかどうか

会社設立 神戸

大学時代の友人から連絡が……

数年前のことです。

大学時代の友人から、相談したいことがあるので会ってほしいと連絡がありました。さっそく会って話を聞いてみると、新しいビジネスを始めるとのこと。

ついては、会社を作ろうと思うが、どうだろうという話。

友人がやろうとしているビジネスは、フリーニュースペーパー(無料新聞)を駅前で配り、新聞の広告費で稼ぐビジネスモデルです。

フリーニュースペーパー

話を聞きながらも私は、「う~ん……」と声にならない声を発していました。

というのも、私には到底、儲かるビジネスに発展するとは思えなかったからです。無料の新聞を配るためには、とにかく新聞を書く必要があります。

何ページの新聞を想定しているのか定かではありませんが、たった1ページの記事だけでも、仕上げるのにどのくらいの時間がかかるのか、想像もつきません。

ただ、好きなことを書けばいいという訳でもありません。

新聞というからには、取材もいるでしょうし、それにかかる時間やコストを考えると、ため息が出そうです。

新聞はどのくらいの文字量なのか?

本と新聞の関係

朝刊1紙の文字量は、およそ単行本1冊分に相当すると言われています。これだけのボリュームの記事を書くためには記者が何人必要で、ニュースソースはどこにあるのか、印刷はどうするのか、どの駅で配って、配るための人員が何人必要なのか……。

考えれば考える程、課題が出てきます。

実はこのような課題だらけの難問の出口探しは、嫌いではない方なのですが、私が矢継ぎ早に質問したこともあって、友人は苦し紛れにこう言いました。

「誰もがうまくいくと思ったことだけが成功する訳ではないだろう」

もちろんそのとおりですが、だからこそ、ビジネスを始める前にしっかりと考えておくべきことでもあります。そんなこともあって、もう少し話が煮詰まってからかなと思っていた私に、友人はこう言ったのです。

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